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2021年 8月 20日、富士山が噴火しなくてよかったです。


 オカルト的な話題が好きというか、預言あるいは予言といった類 ( たぐい ) の話が好きな方なら、とくに今年になってから話題になっていたもので、富士山が噴火する! という話を見聞きした方も多いでしょう。私のような個人ブログをやっている方のブログで見たり、YouTube動画をはじめとする投稿動画サイトで目にしたり、私は見ていないのですが、テレビなどメディアでも話題になったりしていたそうです。
 そして、昨年までも話題にはあがっていたのですが、今年になってからさらに見聞きする機会が増えていたのは、富士山が噴火するというのが、「近々噴火する」という微妙な表現ではなく、「 2021年の 8月 20日に噴火する。」と、けっこう具体的な日付けを示唆していたからでしょう。ちなみに、パッと見の方は 2021年 8月 20日が決定みたいに捉えられるかもしれませんが、あくまでも「直近で 2021年の 8月 20日」と、各ブログや動画では伝えられていました。しかしみなさんご承知の通り、今年の 8月 20日は富士山の噴火はなく、一安心だったわけですが、これを受けて、富士山の噴火は直近で 2036年の 8月 20日に起きる可能性が高まった…という話もしらほら出ています。
 
 で、なんだか預言もしくは予言などに興味がなくて、ただ 8月 20日に富士山が噴火する危険性があるとだけ見聞きした方は、最近の地震などの地質研究が進んで、富士山が噴火しそうな予兆が観測されていたのかな? と、思う方もいたかもしれません。何年か前にも富士山が近々噴火すると少し騒がれたいた時期もあったようですが、今回の 2021年 8月 20日に富士山が噴火してしまうかもしれないと騒がれたのは、一冊のマンガが大きな要因になりました。




 検索などでこのブログに辿り着いたという方でしたら、たつき諒様が描かれた私が見た未来という作品を知らないという方はいないと思うので、あえてどういうマンガなのか詳しくは書きませんが、簡単に少し触れておくと、たつき諒様が予知夢 ( のようなもの ? ) を見るので、それをマンガとして描き綴った作品だそうです。私自身は残念ながらこの私が見た未来を手の取って見たことがないので内容はわかりませんが、なんといってもこの本が注目されたのは、いきなり表紙のインパクトからでした。この表紙に描かれている女性は作者自身だと言われていますが、その上の方に何か書き込まれたメモのような紙が数枚ありますが、その中でも比較的大きめの字で「大災害は 2011年3月」とはっきり書かれていることで、2011年 3月といえば 11日に後に東日本大震災と呼ばれ、多くの人の記憶に刻まれた大震災とその後の津波。21世紀になって起きた日本の災害では、死者や行方不明者など最大の犠牲者を出したまさに大災害でした。大震災ではなく大災害と書かれているところも、ある意味では怖いですよね。地震の結果津波が起こったわけですが、広範囲に及ぶ地震だったので地震だけでも被害は大きかったでしょうが、津波がなければあそこまで多くの死者や行方不明者を出すこともなかったでしょうし。
 
 このマンガで取り上げられているのかどうかはわかりませんが、他にもたつき諒様は予知夢 ( のようなもの ? ) のようなものを見ておられて、それもかなり当たっているそうなんですよ。私が見た未来というマンガは 1999年に発刊されたので収録されていないでしょうが、後に阪神淡路大震災と呼ばれた淡路島や長田町など兵庫県に大打撃をもたらし、大阪など京阪神地域にも大きな傷跡を残した地震も当たっているのだとか。それで、たつき諒様の予知夢 ( のようなもの ? ) にはちょっとした法則性みたいなものがあるらしく、「 15の法則 」と、ご本人が言っているのかどうかはわかりませんが、インターネットで見ると、そう呼ぶ人もいる法則があるそうで、先ほど書いた阪神淡路大震災は夢を見た 15日後に起きたそうですが、たつき諒様が夢を見てから 15年後もしくは 15の倍数の日後や年後に起こるのだそうです。そんなわけで富士山の噴火が 2021年 8月 20日に起きなかったので、15年後の 2036年 8月 20日に富士山の噴火が起きるのでは? と言われているようです。ただ、年だけでなく日というのもあるそうなので、複合技で 8月 20日の 15日後、2021年の 9月 4日に富士山の噴火が起こる…なんてことがないように願うばかりです。
 
 まぁ 2021年の 8月の富士山噴火の話題があったからというのもあるのかもしれませんが、2011年の東日本大震災のことと思われる予言 ( ? ) を的中させていらっしゃるのに、2011年から間もない頃ではなく、昨年ぐらいからかなぁ? 私が見た未来がメディアというかインターネット界隈で大きな話題になったの、もっと早くから騒がれていてもよかったんじゃないの? という気もしますが、どうもツイッターみたいですが SNSにたつき諒様が現れて ( ? ) いろいろ情報発信されたりフォロワーの質問に答えていたりしたどうで、これがきっかけで私が見た未来が大注目を浴びるようになったそうですが、もともと発行部数も少なかったマンガだったこともあり、オークションサイトやメルカリなどでは 1万円どころか 10万円を用意しても手に入らない本として、かなり高額で取引されていたそうです。しかし、SNSを通じてのやりとりなどを経て、今年の 7月だったか 8月だったかに、私が見た未来完全版としいてグレードアップして復刻されるという話になった…のですが、なんと、あろうことか SNSに登場していたたつき諒様が偽物だったことが発覚し、私が見た未来完全版はお蔵入り…になるのかと思いきや、本物のたつき諒様と連絡が取れたらしく、正式にいつ発行されるのかはわかりませんが、私が見た未来完全版はいずれ発売されるようです。私も買ってみたい気もしますが、1999年に発売された内容ということは、掲載されているものの大半はすでに起きたことなのだろうな…と思うと、ちょっと購買意欲がそがれてしまいますが、楽天スーパーポイントがちょっと溜まっているので、ポイントで購入できるなら買いたいと思います。( せこい ? )
 
 私がけっこう長いこと見ているテレビ番組の 1つに NHKの Eテレで放送されているサイエンスZEROという番組があるのですが、その番組でついこの前の日曜日 8月 28日の放送回で「富士山 噴火の歴史を読み解け」というのを放送していました。個人的には、8月 20日以前に放送せず、富士山の噴火が騒がれていた 8月 20日から一週間ほど経過してから富士山の噴火についてをあえてテーマとして放送するのは、このサイエンスZEROの制作スタッフの中に、この 8月 20日に富士山が噴火するかもしれないという話題を知っていて、タイムリーといえばいえなくもないけれど、へんに富士山が噴火するのではという不安などを煽らないという配慮もあったのかもしれませんね。




 とはいえ、たつき諒様の「 15の法則 」がこれからも絶対かどうかはわからないですし、過去を見ても富士山は活火山だし、いつ噴火してもおかしくないかもしれないという話もありますし ( 注意として書いておきますが、 ※ サイエンスZEROでそいう話は出ていません ) 、2036年まで噴火はしないとたかをくくるのは危険なのかもしれませんね。さきほど書いた東日本大震災は地震と津波がセットで起きてしまいましたが、火山の噴火も地震が引き金となって起きるケースも多いそうですし…。何はなくとも、平穏無事に暮らせる社会が続いてほしいものです。
 
 しかし、預言や予言って、大抵が人類が滅亡するとか環境が大きく変化して人類が激減するとか、大災害だとかで暗いものばかりなので、人生をより楽しく過ごしたいなら、預言や予言を自ら知ろうとする行為は避けた方がよいのかもしれませんね。地球温暖化や公害などは預言や予言とは違うので、そういうことは正しい知識を身につけた方が良いのでしょうが。
 

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