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お賽銭、いくら入れます?


 神社に参拝するときにお賽銭を入れると思います。お賽銭を入れずにお詣りしても構わないといえばそれまでですが…。













 昔、何かの旅行のときにバスガイドさんが言っていたと思うのですが、ちょっと記憶違いかもしれませんが、こんな話を聞いたことがあります。
 ある男が、ご縁がありますようにと、お賽銭に 5円を入れたというと、別の男が十分なご縁がありますようにと、お賽銭に 15円を入れたと話した。すると、もう一人の男が始終ご縁がありますようにと、お賽銭に 45円を入れたと話した。それをこっそり聞いていた男が、5円と 15円と 45円を合計すると 65円になるので、65円のお賽銭を入れてお願い事をしたけれど、ろくなご縁が無かった…。というオチがついていました。お話の時代はいつ頃の話かまではわかりませんが、いまよりも昔の話なので、65円というのはそれなりに奮発した金額だと思いますが、どうも日本のお話は欲張るとろくな目に遭わないという教えを聞くことが多いですね。でも、このサイトではアファネーションなどを通じて自分が幸せになれることを目指していることを綴っていこうと思っているサイトなので、欲張ることは寧ろ推奨しているのですけれどね。ただ、他人はもちろん自分も陥れたりすることは厳禁ですけどね。
 話が逸れてしまいましたが、この話を聞く前から、ダジャレのように 5円 = ご縁という感じで、私自身も 5円をお賽銭に入れることは多かったのですが、この話を聞いてから 15円だったり 45円をお賽銭として入れることも増えました。さすがに 65円をお賽銭に入れることはないのですが、本殿だけでなく摂社や末社などにもお賽銭を入れてお詣りしていたら、合計で 65円だったという時もありましたが…。そんな私ですが、最近は 50円をお賽銭として入れることが増えました。ちょっと懐の具合によって 10円という場合もありますが…。

























 昨年からのパンデミックで、それまでの生活からちょっと変化があり、私も仕事が休みのときはどこかに出かけることが多かったのが、自宅で過ごすことが大幅に増えました。家にいて自己啓発などに奮闘できればいいのですが、そうでもなくて自宅でボーッと過ごすことが増えたのですが、いまもそうですが、こうしてインターネットを利用することが増えました。自分のブログなどの更新はそんなに増えたとも思えませんが、サイトを見たり、YouTube動画など投稿動画を見ることが増えました。そんななかで、アファメーションやスピリチュアルな情報を提供している動画などもいっぱい見て、それが私に大きな影響を与えたのでしょう、今年 ( 2021年 ) の 5月 18日に、こうして、この藤彩というサイトを起ち上げるに至りました。
 そんなサイトや動画を見ている中で、お寺は葬儀や法事などでお坊さんが活動する機会も多いけれど、神社はそういう機会が少なく、お宮参りなどもありますが、経営は苦しい神社も多いのだとか…。神社の収入といえばお賽銭がイメージとしてわきますが、初詣で話題になる明治神宮や住吉大社などならお賽銭の収入も大きいのでしょうが、全国の多くの神社ではたいしたことがないそうで、お守りやお祓いのようなものが収入源としては大きいのだとか。そう考えれば神社側というか神社の継続を考えれば、ご縁がありますように。などで 5円とかではなく、ぶっちゃけ 1万円などの方がありがたいのでしょうね。金額が大きければ願い事が叶うのが早いというわけではないのですが。私は、なかなか紙のお金をお賽銭として入れることは滅多にないのですが、ダジャレ風に解釈すれば、紙 = ということで、硬貨ではなく紙幣をお賽銭として入れるというのは有効なのかもしれませんね。これを聞くと、紙 ( 神 ) を手放すので願い事が遠ざかるのではないのかな? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の中にいるというのか自分を見守っている神を大きな神様 ( 達 ) に近づける、もしくは合わせることによって、自分の力になってくれる神がより大きな力を得るということになるとか。
 
 私としてはダジャレっぽいとはいえ、ご縁という意味合いも込めて50円玉を入れています。5円よりは神社にとっても良いのではと思います。10円の時は充実した生活を願って…とダジャレっぽくも自分なりに言い訳みたいなものをしてお賽銭として入れております。
















 
 そんなお賽銭ですが、少し前にとある動画で見たのですが、昔は貝を使っていたそうです。貨幣というものができる以前は貝をお金のように使っていた時代もあったそうなので、いまのお金の代わりなのかな? と思っていたのですが、貝には穴が開いていたそうで、その穴にはこの世とあの世をつなぐ意味合いがあったのだとか。この世とあの世の出入り口の貝の穴を通って、この世にいる自分の災厄、厄災、どっちが正しいのかわかりませんが、病気や汚れをあの世に吸い出してくれるとか、そんな考えがあったそうです。そう考えると、5円玉や 50円玉のように穴の開いている硬貨をお賽銭に使っているのは、ある意味で正しいお賽銭だと言えそう。ちなみにダジャレ風の解釈では 10円というのはとおえん ( 遠縁 ) ということで円が遠ざかるということで、お賽銭としては推奨されない金額なのだとか、それならば 11円だといい縁となって推奨 ( ? ) 金額になるのだとか。う~ん。充実だとか十分な縁だとか、そういう解釈はダメなのでしょうか。ただお賽銭というのはお守りなどのように金額が決まっているわけではないので、無病息災を願うならいくらとか良縁祈願ならいくらというような金額設定は無いので、結局はいくらでも構わないといえばそれまでなのですが。
 
 私は最近は休みの日に自宅から近い、と書いてもそれなりの距離はありますが、近所の神社に参拝に行くことが多いので、そんなに毎度毎度お賽銭を沢山入れられないというのもあって、50円や 10円と入れることが多いのですが、お賽銭の金額設定としては、借金しないといけないぐらいの金額を捧げる必要は全くありませんが、自分にとって、ちょっと痛い出費と感じるぐらいの金額がいいという話もあります。人によって金銭感覚や実際の生活収支は様々でしょうし、どれぐらいが少し痛いと思える出費なのかといえば、具体的にはわかりませんが、例えば今月は 1万円ほど余裕があるなというときにお詣りに行くとすれば 1万円プラスいくらかという感じなのでしょうか? 毎月毎月そんなことしていたら貯蓄などもできませんし生活がカツカツになりすぎるでしょうから、ここ一番のお詣りのときは、少し厳しいと思える金額をお賽銭として入れるのがいいのだとか。賽銭箱に入れるのが一般的ですが、金額が大きいときや、本殿だけではなく摂社や末社にもお詣りするけれど、そんな大きな金額を小分けにして、1つ 1つ賽銭箱に入れるのも大変という場合は、社務所に行き初穂料として納めてから本殿や摂社や末社にお詣りすればいいのだそうです。



 
 私のようにしょちゅう神社に赴く人は、大きな金額を毎度お賽銭として納めていると実生活が厳しくなると思いますので、5円だとか語呂合わせで縁起が良いと言われている金額や、語呂合わせによらず 1円でも納めて参っているのもありなのかな、と思います。ここ一番のお願い事や年に何度かの参拝というときは、そういう語呂合わせもダメではないと思いますが、ちょっと痛いかな、と思える金額を納めるのがいいということですが、ただ金額には注意しないと、あのお賽銭のせいで今週は晩飯抜きの生活だ。とか、あれ欲しかったのに買えなくなった。など、お賽銭を払わなければよかったというような後悔の念を抱くようなことがあっては、何のために参拝したのかわからなくなってしまいますので、そこは注意してくださいね。
 
 凄く長々と書いたのですが、結局はお賽銭は自分で金額を判断していれましょうという、いや、わざわざブログにアップする内容か? と言われしまう結果になってしまいましたね。これで終わるのも寂しいので、お賽銭の金額で言われる語呂合わせを書いておきます。信じる信じないはあなた次第! ではありませんが、語呂合わせはあくまで語呂合わせですが、このサイトはアファメーションやスピリチュアルというものを肯定しているサイトですので、ご縁があると思って 5円をお賽銭として入れて、気持ちが前向きになるのであれば、適当な金額を入れるよりも 5円や 45円などを入れるのもいいと思います。いまさらですがお賽銭なので入れるではなく奉納と書くべきだったかな?
 



  

 お賽銭

 
5円 ご縁がありますように。
15円 じゅうぶんなご縁がありますように。
25円 二重にご縁がありますように。
45円 始終ご縁がありますように。
 
 上の 4つが良く目にする金額なのですが、25円はなんだか個人的には微妙な気がします。これ以外にも、
 
11円 いい縁がありますように。
41円 良い縁がありますように。
 
 というものもあるのだそうです。これらは 50円未満でリーズナブルな金額ですし、お賽銭として無理なく奉納できそうですね。ただ、これらの語呂合わせは最近言われたことではなく、昔から言われていることですので、昔は 5円でも一般庶民にはそれなりの金額で、10円以上というのはなかなかの金額だったのではないかと思います。
 
 もうひとつは、
 
500円 これ以上ない効果がありますように。
 
 500円というのは、いま日本で発行されている硬貨の中では一番高い金額なので、これ以上の硬貨はないということから、最大の効果、最高の効果がありますようにという願掛けに使われる場合もあるそうですが、よくないお賽銭の額として、
 
500円 これ以上の効果がない。
 
 という真逆な意味合いでお賽銭としては使わない方が良いという意見もあるようですね。ただ、先にも書きましたが、お賽銭を入れて自分の気持ちが前向きになるか後ろ向きになるかで判断すればいいと思いますので、奮発して 500円を入れる場合は、これ以上ない、もしくは、このうえない効果が得られると思って賽銭箱に入れましょうね。
 
 お賽銭に向かない額は他にも、
 
10円 縁が遠ざかる ( 遠縁 (( とおえん )) ) 。
65円 ろくなご縁がない。
 
 などもありますね。ダジャレというか語呂合わせが好きな日本人ですから、これ以外にも、お賽銭にお薦めの金額や、お賽銭にふさわしくない金額もいっぱいありそうですね。お賽銭に 10円硬貨を奉納することも少なくない私としては、この記事を書くに当たって検索して、ちょっとショックも受けましたが、何度も書きますが、結局は自分の気の持ちようですよね。

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